「高血圧を放置して脳卒中になるのはウソ!」
こんな方を対象に記事を書いています。
  • 高血圧症で、脳卒中になると言われたことがある。
  • 脳卒中を予防するために降圧剤を服用している。
  • 高血圧症で降圧剤を飲んでいるが何のために?

こんな悩みについてお答えしていきたいと思います。

☑本気記事の内容は

  • 高血圧を放置して脳卒中になるのはウソ
  • 高血圧と脳卒中との因果関係を考えてみよう

この記事を読むことで、高血圧の宣伝文句に踊らされること無く、
データに基づいた高血圧と脳卒中との因果関係を知ることができます。
なので、薬に頼ること無く、生活習慣を改善することの大切さを
知ることができます。

私は、約15年間、治療業界に携わってきまいた。

その経験と研究をもとにお役立ち情報をお届け
しています。

 

高血圧を放置して脳卒中になるのはウソ

 

高血圧症で血圧が高すぎると脳卒中などの
病気になりやすいと言われています。

高血圧症と診断され方は、だいたいお医者さんから
「血圧が高いのを放っておくと、後で、
脳卒中や心筋梗塞などになったり、最悪
死ぬことになりますよ。」と
脅されたことはないでしょうか?

でも実は、この話は何の科学的根拠もありません。

脳卒中は3つに分けることができます。

脳卒中には
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • クモ膜下出血

脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血を総称した病名です。

この内、くも膜下出血は、脳卒中の中の4%と低く、
脳動脈瘤が原因であり、血圧との因果関係は
よく分かっていません。

なので、ここでは、脳出血と脳梗塞に絞って話をしていきたいと思います。

脳出血と脳梗塞の違い

脳出血と脳梗塞は違う病気です。

脳出血は、脳の血管が破れることで血液が脳を圧迫したりして、
様々な症状を引き起こす脳の疾患です。

 

脳梗塞について説明していきます。

まず血管の中に血の塊、かさぶたができます。血餅といいます。

その血の塊が脳まで流れて脳の血管に詰まります。
それが原因で詰まったところから血流がいかないので、
脳細胞が死にます。

その瞬間脳梗塞といいます。

脳細胞が死んだために様々な症状が
でます。この疾患を脳梗塞といいます。

年代による脳卒中の推移、脳出血から脳梗塞へ

1951年のデータでは、脳卒中の約93%が脳出血でした。

ところが、2017年では、脳出血は約93%から約30%と激減しました。

どうして、脳出血が激減したと思いますか?

     

    それは、栄養が良くなって血管が破れにくくなったからです。

    つまり、栄養状態がよくなったために血管の材料である
    コレステロール摂取が増えたことにより、血管が破れにくくなり、
    脳出血が減ってきたわけです。

    コレステロールは細胞膜の材料であり、
    血管を丈夫にするためにたいへん重要な
    役割を担っています。

    昔は、現在と比べて、栄養状態が良くなかったので
    脳出血になる人が多かったのです。

    今では、脳の血管は血圧が185までは破れないことが研究で分かってきています。

    脳出血の原因として高血圧とするのは、栄養状態が良くなった現代では
    ちょっと無理があるのではないでしょうか。

    血圧は185まで上がっても血管は破れません!

    高血圧と脳卒中との因果関係を考えてみよう

    なぜ、脳梗塞になる人が増えたのか?

    では、脳梗塞についてはどうなのでしょうか?

    脳梗塞の場合は、脳出血とは逆の状態になりました。
    死亡率がだんだんと増えました。

    なぜなら、1951年には脳梗塞の死亡率が3%しかなかったのですが、
    70年代から80年代にかけて急激に増えてきました。

    2017年には脳卒中の発症者の約57%が
    脳梗塞による死亡者になりました。

    この何十年の中で、日本人の血圧は低下してきているので、脳梗塞が
    増えたのは高血圧とはあまり関係がないと考えられます。

    それに脳梗塞は血流の流れが悪くなて脳の血管が
    詰まるために起こりますからね。

    要するに、脳梗塞は、血圧が弱くなったために
    脳に血流がいかなくなるので起こりやすくなります。

    なので、脳梗塞は、高血圧の時ではなく、血圧が低すぎる時に発症リスクが
    高まります。

    脳梗塞の増加はむしろ、降圧剤によって下げすぎた血圧によって
    招かれたものかもしれません。

    脳梗塞が急に増えてきたのは70年代は、高血圧の危険性が叫ばれ出した時期と重なり
    ます。

    脳梗塞の原因は無理に降圧剤で血圧にさげたために、
    血管が詰まりやすくなって増えてきということも考えられます。

    高血圧で脳出血や脳梗塞になるのは根拠なし

    このように、高血圧で脳出血や脳梗塞になると考えるのは無理があります。

    なので、高血圧だと脳梗塞や脳出血になりますよという脅しは、何の根拠に
    基づいて言っているのかを考える必要があります。

    これまで、何の根拠もない宣伝文句に踊らされ信じ込み、健康な人を病人に
    しかねない方法がまかり通ってきました。

    これまでの研究や経験から、血圧というものは、高い血圧を放っておくことよりも、無理に血圧を
    下げるほうが危険が高まるこが分かってきました。

    しっかりとしたデータからこのことに気づき、血圧に対する思い込みを脱し、考えを改める必要が
    あります。

     

    (https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003214735)より引用

    まとめ

    この記事では、

    • 高血圧を放置しても脳卒中になるのはウソ
    • 高血圧と脳卒中はとの因果関係を考えてみよう

    について説明してきました。

    根拠のない文句に踊らされ、降圧剤を服用してきました。
    その結果として、高血圧と脳卒中のとの因果関係がないことが
    わかりました。

    今だに高血圧だと脳卒中になるというのはこのビジネスに
    関わっている人が多すぎて引き返すことができないからなのでは
    ないでしょうか。

    ゆっくりと改善し、自分で健康は自分で守ること。あるいは健康は日々
    創造的に作り出すことが大事だいえないでしょうか?

    セルフケアは大切ですね。

    本日も最後までご覧いただきありがとうございました。