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鍼灸の聖典、霊枢または鍼経の◆官鍼第七.について(法星)

2020 9/24
古典 東洋医学南整体院ブログ
2020年9月21日2020年9月24日

こんにちは。

尼崎で東洋医学南整体院をやっている南です。

本日は、鍼経の官鍼第七」です。

この第七は鍼の運用の仕方についてです。

たんたんと鍼灸の聖典について説明しています。

それでは始めていきましょう。

 

 

 

目次

◆官鍼第七.

凡刺之要.官鍼最妙.

九鍼之宜.各有所爲.長短大小.各有所施也.不得其用.病弗能移.

疾淺鍼深.内傷良肉※.皮膚爲癰.病深鍼淺.病氣不寫.支爲大膿.

病小鍼大.氣寫大甚.疾必爲害.病大鍼小.氣不泄瀉.亦復爲敗.

失鍼之宜.大者寫.小者不移.已言其過.請言其所施.

 

病在皮膚.無常處者.取以鑱鍼于病所.膚白勿取.

病在分肉間.取以員鍼于病所.病在經絡痼痺者.取以鋒鍼.

病在脉氣少.當補之者.取之鍉鍼于井滎分輸.

病爲大膿者.取以鈹鍼.病痺氣暴發者.取以員利鍼.

病痺氣痛而不去者.取以毫鍼.病在中者.取以長鍼.

病水腫不能通關節者.取以大鍼.

病在五藏固居者.取以鋒鍼.寫于井滎分輸.取以四時.

 

凡そ之を刺す要.官鍼最妙なり.

九鍼の宜き.各々爲す所有り.長短大小.各々施す所有るなり也.其の用を得ず.
病移すこと能わず.弗(ふつ)=不

疾の淺い鍼深い.内れて傷良肉を傷る※.皮膚を癰と為す.病深く鍼淺い.病氣寫せず.
支(反って)大膿と為す.

病小で鍼大.氣を寫すこと大いに甚だしく.疾必ず害と為す.病大にして鍼小.氣は泄瀉せず.
亦た復た敗と為す.
鍼之宜きを失えば.大は者寫し.小は者移せず.已に其の過を言う.
請う言其の施す所を言わん.

病皮膚に在り.常無き處とは者.鑱鍼を以って病處を取る.膚の白きを取ること勿れ.
病分肉間に在り.員鍼を以って病所を取る.病經絡在りて痼痺するものは者.鋒鍼を以って取る.

病脉に在り氣少し.當に之を補うとは者.之鍉鍼于井滎分輸を取る.
病大膿と為すとは者.鈹鍼を以って取る.病痺氣暴に發すとは者.員利鍼以って取る.
病痺氣に痛む而して去らずとは者.毫鍼以って取る.病中に在るとは者.
長鍼以って取る.

病水腫關節を通ること能わずとは者.大鍼を以って取る.
病五藏固居在るとは者.鋒鍼を以って取る.井滎分輸を寫す.四時以って取る.

※官(カン)=つかさ。分担する任務、仕事を任せること。鍼を任用すること。

弗(ふつ)ず。

支は(反)の間違い爲大膿.甲乙経や太素にあり。

凡刺有九.以應九變※.

一曰輸刺.輸刺者.刺諸經滎輸藏腧也.

二曰遠道刺.遠道刺者.病在上.取之下.刺府腧也.

三曰經刺.經刺者.刺大經之結絡經分也.

四曰絡刺.絡刺者.刺小絡之血脉也.

五曰分刺.分刺者.刺分肉之間也.

六曰大寫刺.大寫刺者.刺大膿以鈹鍼也.

七曰毛刺.毛刺者.刺浮痺皮膚也.

八曰巨刺.巨刺者.左取右.右取左.九曰焠刺.焠刺者.刺燔鍼.則取痺也.

 

凡そ刺すに九有り.以って九變に應ず※.
一曰はく輸刺.輸刺とは者.諸經滎輸藏腧を刺すなり也.
二曰はく遠道刺.遠道刺とは者.病上に在り.之を下に取る.
府腧を刺すなり也.
三曰はく經を刺す.經刺とは者.大經之結絡經分を刺すなり也.

四曰はく絡刺.絡刺とは者.刺小絡之血脉を刺すなり也.
五曰はく分刺.分刺とは者.刺分肉之間を刺すなり也.
六曰はく大寫刺(ダイシャシ).大寫刺とは者.大膿鈹鍼を以って刺す也.

七曰はく毛刺(モウシ).毛刺とは者.浮痺を皮膚に刺すなり也.
八曰はく巨刺(コシ).巨刺とは者.左を右で取る.右を左で取る.
九曰はく焠刺(サイシ).焠刺とは者.燔鍼を刺して.則ち痺を取るなり也
.

※大經とは十二経。之結絡經分。

結絡とはその結絡とは脈結ぼれて血和せず、
之を決すれば乃ち行く。静脈瘤あるいは毛細血管拡張。

 

凡刺有十二節.以應十二經.

一曰偶刺.偶刺者.以手直心若背.直痛所.一刺前.一刺後.以治心痺.刺此者傍鍼之也.

二曰報刺.報刺者.刺痛無常處也.上下行者.直内無拔鍼.以左手隨病所按之.乃出鍼.復刺之也.

三曰恢刺.恢刺者※.直刺傍之.擧之前後.恢筋急.以治筋痺也.

四曰齊刺.齊刺者.直入一.傍入二.以治寒氣小深者.或曰三刺.三刺者.治痺氣小深者也.

五曰揚刺.揚刺者.正内一.傍内四.而浮之.以治寒氣之博大者也.

六曰直鍼刺.直鍼刺者.引皮乃刺之.以治寒氣之淺者也.

七曰輸刺.輸刺者.直入直出.稀發鍼而深之.以治氣盛而熱者也.

八曰短刺.短刺者.刺骨痺.稍搖而深之.致鍼骨所.以上下摩骨也.

九曰浮刺.浮刺者.傍入而浮之.以治肌急而寒者也.

十曰陰刺.陰刺者.左右率刺之.以治寒厥.中寒厥.足踝後少陰也.

十一曰傍鍼刺.傍鍼刺者.直刺傍刺各一.以治留痺久居者也.

十二曰賛刺.賛刺者.直入直出.數發鍼而淺之出血.是謂治癰腫也.

 

凡そ十二節有るを刺す.以って十二經に應ず.
一曰はく偶刺.偶刺とは者.手を以って心若しくは背に直て.痛む所に直て.一前を刺す.
一後ろを刺す.以って治心痺を治す.此れ刺すとは者傍に之に鍼するなり也.

二曰はく報刺.報刺とは者.痛みの常無き處を刺すなり也.上下行くとは者.
直に内れて鍼を抜くこと無し.左手を以って病所に隨って之を按ず.乃ち鍼出す.
復た之を刺すなり也.

三曰はく恢刺(カイシ).恢刺とは者※.直に刺し之を傍し.之を擧げて前後し、
筋急を恢し.以って筋痺を治すなり也.

四曰はく齊刺(セイシ).齊刺とは者.直に入れること一.傍に入れること二.
以って寒氣
小さく深きを治すとは者.或いは曰はく三刺.三刺とは者.
痺氣小さく深きを治す者なり也.

五曰はく揚刺(ヨウシ).揚刺とは者.正しく内れること一.傍に内れること四.
而して之を浮かし.以って寒氣之博く大の者を治すなり也.

六曰はく直鍼刺.直鍼刺とは者.皮引いて乃ち之を刺す.
以って寒氣之淺き者を治すなり也.

七曰はく輸刺.輸刺とは者.直に入れて直に出す.
稀に鍼を發し而して之を深くす.以って氣の盛ん而して熱ある者を治す也.

八曰はく短刺.短刺とは者.骨痺を刺す.稍(やや)搖るがす而して之を深くし.
鍼骨所に到る.以って上下に骨を摩する也.

九曰はく浮刺.浮刺とは者.傍に入れて而して之を浮かす.
以って治肌急(ひきつ)れて而して寒のを治す者也.

十曰陰刺.陰刺とは者.左右を率に之を刺す.以って寒厥を治す.中寒の厥は.
足踝の後の少陰なり也.

十一曰傍鍼刺.傍鍼刺とは者.直刺、傍刺各々一.
以って留痺の久しく居る者を治すなり也.

十二曰賛刺.賛刺とは者.直入直出.數しば鍼を發す而して之を淺く血を出す.
是れ癰腫を治すると謂うなり也.

※偶刺とは、心痺、など五臓の病気に対して有効。前後に

報刺とは、痛みを追って行く刺す法。上下にす。

恢刺とはとおおきい。広げる。

傍らとは横に。

率にとは=一緒に処置する。

脉之所居.深不見者.刺之微内鍼而久留之.以致其空脉氣也.

脉淺者.勿刺.按絶其脉.乃刺之.無令精出.獨出其邪氣耳.

所謂三刺則穀氣出者.先淺刺絶皮.以出陽邪.

再刺則陰邪出者.少益深.絶皮致肌肉.未入分肉間也.

已入分肉之間.則穀氣出.

故刺法曰.始刺淺之.以逐邪氣而來血氣.

後刺深之.以致陰氣之邪.

最後刺極深之.以下穀氣.此之謂也.

故用鍼者.不知年之所加.氣之盛衰.虚實之所起.不可以爲工也.

 

脉之居る所.深く見えざるは者.之を刺し微かに鍼を内れて而して久しく之を留む.
以って其の空に脉氣を致すなり也.

脉淺きは者.刺すこと勿れ.按じて其の脉を絶す.乃ち之を刺す.精出さしめること無し.
獨り其の
邪氣を出すのみ耳.

所謂三刺す則ち穀氣出すとは者.先に淺く刺して皮を絶ち.以って陽邪を出す.
再刺す則ち陰邪を出すとは者.少し深さを益し.皮を絶ち肌肉に到る.未だ分肉の間に入れずなり也.
已に分肉之間に入る.則ち穀氣出づ.

故に刺法に曰はく.始めて之を淺く刺す.以って邪氣を逐い而して血氣來る.
後に刺す之を深くす.以って陰氣之邪を到す.

最後に極深之を刺す.以って穀氣を下る.此れ之謂なり也.
故に用鍼を用いる者.年之加わる所を知らず.氣之盛衰.虚實之起こる所.
以って工と為るべからざるなり也.

 

 

凡刺有五.以應五藏.

一曰半刺.半刺者.淺内而疾發鍼.無鍼傷肉.如拔毛状.以取皮氣.此肺之應也.

二曰豹文刺.豹文刺者.左右前後鍼之.中脉爲故.以取經絡之血者.此心之應也.

三曰關刺.關刺者.直刺左右盡筋上.以取筋痺.愼無出血.此肝之應也.或曰淵刺.一曰豈刺.

四曰合谷刺.合谷刺者.左右雞足.鍼于分肉之間.以取肌痺.此脾之應也.

五曰輸刺.輸刺者.直入直出.深内之至骨.以取骨痺.此腎之應也.

凡そ刺す五有り.以って五藏に應ず.
一曰はく半刺.半刺とは者.淺く内れて而して疾く鍼を發す.鍼肉を傷ること無し.
毛状を抜く如し.以って皮氣を取る.此れ肺之應なり也.

二曰はく豹文刺.豹文刺とは者.左右前後之に鍼す.脉に中るを故と為す.
以って經絡之血を取るとは者.此れ心之應なり也.

三曰はく關刺.關刺とは者.左右を直刺し筋上を尽くし.以って筋痺を取る.
愼んで血出すこと無し.此れ肝之應なり也.或は曰はく淵刺.一曰はく豈刺(カイシ).

四曰はく合谷刺.合谷刺とは者.左右に雞足.分肉之間に鍼し.
以って肌痺を取る.此れ脾之應なり也.

五曰輸刺.輸刺とは者.直入直出.深く之を内れて骨に至る.
以って骨痺を取る.此れ腎之應なり也.

 

まとめ

鍼の刺す方法について説明されています。

霊枢または鍼経の「官鍼第七」について説明してきました。

第一~三までは五行穴について説明されています。

第4は陰経・藏について説明されています。

第5は陽経について説明されています。

第6は視診予後、陰陽について説明されています。

第7は鍼の運用の仕方です。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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