こんにちは。
尼崎で東洋医学南整体院の南です。
本日は、【骨粗鬆症と腰痛が関係する証拠はありません!】
とうことについて説明していきます。
骨粗鬆症で腰痛の方は、もう一生腰痛がよくならないと諦めて
いる人もいるかもしれません。
そんな骨粗鬆症で腰痛のある方のためになります。
実は、骨粗鬆症と腰痛の因果関係はありません。
だから、その腰痛は良くなる可能性があります。
この記事を読むことで、あなたは、病院で間違った考えや思い込み
惑わされることなく、腰痛を治る可能性があることを知ることができます。
あなただけでなく、私も洗脳されていました
私自身も、以前骨粗鬆症の腰痛患者さんを何人も施術を
させていただきました。
骨粗鬆症とは、簡単にいうと骨がもろくなる病気です。
骨が弱いので、骨折しやすく背骨の圧迫骨折になりやすかったり
します。
この骨粗鬆症は女性の閉経期以降にかかりやす病気です。
骨から、カルシウムが溶けて血液に流れていきます。
なので、カルシウムが不足した骨はだんだんともろくなって
いきます。骨折しやすくなります。
骨折と痛みの不思議な関係
骨粗鬆症の人が手首や股関節を骨折したとしても、その部位が
骨折したことをご本人が知るまで痛みを感じなかったりします。
エックス線撮影で、背骨に圧迫骨折があることが分かったとしても、
いつ骨折したのか本人が分からないことがあります。
しかし、骨折をしていると自覚すると、その痛みは、
なかなか良くならないことがあります。
それで、腰痛をなんとかしたいと思い、病院や
治療院に行かれるのですが、
経験上、骨粗鬆症と腰痛とはあまり関係が
ないことは分かっていました。
しかし、骨粗鬆症と腰痛と関係がないことを
示す証拠を知りませんでした。
骨粗鬆症で圧迫骨折があったりすると、
腰痛はよくならない、諦めるしかないと思っていました。
それに患者さんも病院で診てもらうと、
「歳だから・・。」、「骨粗鬆症で圧迫骨折があるから・・・。」
と診断されたりしていました。
病院で言われたら仕方がなく、絶対的にお医者さんの言われることが
正しいものと思っていました。
ところがよくよく調べてみると、骨粗鬆症と腰痛との間に
因果関係を示す証拠がありませんでした。
あやうく、私自身もこのまま勘違いのままで終わるところでした。。
アメリカのフレンロフとウィリアムズの研究
骨粗鬆症と腰痛との因果関係がないことを示す
研究があります。
それは、アメリカのフレンロフとウィリアムズの研究です。
どんな研究かというと、腰痛患者200名と健常者200名のエックス線写真を撮影しました。
そのエックス写真を比較しました。
その結果、腰痛患者と健常者との間には、
変形性脊椎症、骨粗鬆症、椎体圧迫骨折(楔状椎や扁平椎)などの
加齢による異常検出率になんと差が無かったんです。
この結果からフレンロフとウィリアムズは、
解剖学的変化、つまり老化による背骨の変形が腰痛の原因とは
考えられないと述べています。
この研究を見てもわかるように、骨粗鬆症はただの老化現象です。
骨粗鬆症で問題になるのは、腰痛とか痛みよりもむしろ骨折しやすいということです。
特に肋骨、手首、股関節の骨折が多いので、転ばないように十分注意する必要があります
実は、画像検査で見つかる背骨の変化と腰痛が無関係だということは、
専門家の間ですでに周知の事実なのです。
まとめ
骨粗鬆症と腰痛との因果関係はありません。
だから、その腰痛は良くなる可能性があります。
まずは、腰痛について良くなる方法について
調べて見ることから始めていただければ
嬉しく思います。
少しであなたのお役にたれてば嬉しく思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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