- 肩こり・頭痛などの症状があり、疲れがとれない
- 体が重く、だるい。
- 不定愁訴など自律神経症状がある。
こういった症状を改善するお灸の方法をご紹介
いたします。
☑本記事の内容は
- 自律神経症状について
- 自律神経を安定させるお灸の仕方
この記事を読むことでお灸で自律神経症状を改善することが
できます。
私は、約15年治療業界に携わっています。
さまざまな症状に関わってきました。
4年間続いた認知症や、うつ病など花粉症、
現代医学では治らない症状を改善することから
いろいろなことに疑問を持ち、皆様に
お役立ち情報をお届けしています。
自律神経症状について
ストレス社会で多くの人が自律神経の乱れ、アンバランスを
招きやすい環境にいます。
この自律神経は 不随意神経で意識して動かす事ができない神経です。
手を上げたり下げたりするのは随意神経で意識して
動かすことができます。
自律神経は、心臓の鼓動や血圧、汗など意識して
動かすことができないところをコントロールしています。
瞳孔が開いたり、閉じたり、食べ物消化したり、体温を一定の状態に
保ったりしています。
環境に合わせて体を自動的に調整してくれる神経が
自律神経です。
環境に合わせて無意識に体を一定の状態に維持してくれて
います。
厳しい環境の中で自律神経が過剰に働きすぎて、暴走し始めた時に
自律神経の症状がでます。
自律神経はいろいろなところと関わっているので
症状もさまざまな症状がでます。
なので不定愁訴の症状がでます。
自律神経を整えるお灸の仕方
このお灸の方法は自律神経の不安を取り除き、
安定させてくれます。
お灸は基本的には圧痛のあるところに
行います。
慣れてくると弱ったところや、通常よりも
筋肉や皮膚の状態が異なったところに
お灸を行います。
ここまで、細かく書くと上級者になります。
ここでは、初心者向けに書いていますので
圧痛のあるところに行いましょう。
継続するといろいろなことに気づきます。
そして、同じところにずっとしていると
効果が薄れてきますので、たまには
お灸をするツボを変えて見ましょう。
用意するもの
- 艾と線香
艾です。なるべく一番いいものを使いましょう。
いいものは、効果が高くて、低い温度で行えます。
刺激の量や質を細かく変えることがでいます。
線香はなるべく、煙がすくない、堅い物を選びましょう。
煙が多いと目に煙が入って目が痛いですからね。
硬い線香は、長時間燃えてくれるので長く使えます。
- ライターと灰皿
ライターは火をつけけます。線香や使用したお灸の置き場所に使います。
- 印をつける水性ペンとオリーブ油
ツボの印をつけます。すぐに消える物を選びましょう。
オリーブ油は火傷を早く治してくれます。
当院では、ツボにオリーブ油を綿花などで塗布してお灸を
したりします。そのままだとお灸がポロッとおちたりしますからね。
自律神経を安定させるツボ
経絡は督脈です。
督脈上の陶道から筋縮の間にツボを取ります。
上の図の赤い線上にツボを探していきます。
陶道は胸椎一番棘突起の下にあります。
筋縮は胸椎9番棘突起の下にあります。
反応のツボは棘突起上、正中線上にあればいいのですが、
実際には、この線上にあることは少ないです。
正中線から1横指の外側まで探します。
1横指とは親指の第一関節の横幅を1横指といいます。
左右合わせると2横指の幅を気持ち痛いぐらいの強さで
指圧していきます。
そうすると、特に痛い響くところに印をつけていきます。
ここまでが大まかな流れです。
①督脈上の陶道から筋縮までを指圧していきます。
気持ち痛いくらいの強さで丁寧に指圧します。
特に圧痛があり、響くところに印をつけます。
②印をつけたところを再び指圧していきます。
そうすると、一番響くところにお灸をします。
③印をつけたところが多ければ、印をつけたところを
上から順に指圧していきます。何回か繰り返すと、圧痛が
軽減してきますので、特に圧痛があるところにお灸をします。
④お灸をするところツボを1~3ヶ所いないまでに絞りましょう。
何回も上から下に向かって指圧をして圧痛を探すのは
ツボを探すためと圧痛点が多い場合は1~3箇所に
絞り込むためです。
探したツボにお灸をする
印をつけたツボにお灸をしていきます。
上から順に行っていきます。
3~7回お灸をしていきます。
お灸では回数のことを壮といいます。
お灸では3回お灸をすることを3壮といいます。
まずは、3壮くらいからお灸をし、なれてきらたら7壮まで
行ってもいいです。
短くて3日に一回、長くて1週間に1回でもいいでしょう。
最初は、3壮くらいの時は、3日に一回でもいいでしょう。
期間は1ヶ月くらい余裕を持って行いましょう。
そすると3週間過ぎからじわじわと効いてくるのが実感できるでしょう。
効果の持続性は、一ヶ月くらい持続的に行うと、3ヶ月効果は持続します。
3ヶ月くらい継続的に行うと、12ヶ月くらい効果が持続します。
お灸のやり方の動画です。
継続的に行うことで、効果がじわじわ出てきます。
安心して行ってください。
三週間をすぎると効果がじわじわ出てきて、1週間毎に体が変化がでてきます。
2ヶ月くらいになると、効果が出にくくなるかもしれません。
そんな時は、1~2週間くらい休憩をいれ、また再開します。
ほぼ、症状が緩和されたなら、終わりです。
また、疲労が蓄積されたり、症状が出た時に再び行いましょう。
一回お灸で症状が緩和された体験をしていると、次また行った時に
効果がでやすいですからね。
以前よりも3分の2くらいの期間でよくなります。
コレを機会にお灸体験をしてみてください。
症状以外にパフォーマンスが上がったり、仕事が
はかどったり、家族関係や人間関係や遊びも充実したり
するでしょう。
症状だけでなく、人生の幸福度もアップします。
かぜなどもひかなくなりますし、ひいても早く治りますからね。
まとめ
本日は、
- 自律神経症状について
- 自律神経を安定させるお灸の方法
について説明きました。
お灸といえば、古いイメージがあり、めんどくさい上に
効果が分かりにくいというイメージがありました。
私自身もそう思い込み、西洋医学のほうが即効性があり、
手軽であると考えていました。
しかし、多くの患者さんと関わる中で、その不定愁訴もしかして、
薬の副作用じゃないの?という症状を多く見かけるようになりました。
薬に対する疑問が残り始めました。
調べれば調べるほど、一時期は良くなったかのように思えますが、
体に悪いことがだんだんとわかりました。
今のところ、急性で命の関わるものでなければ、鍼灸などの
代替療法はものすごい効果を発揮してくれることがわかりました。
西洋医学に比べ、創意工夫や上達具合で、鍼灸の可能性が
広がっていくことを嫌というほど経験するはめになっています。
新しい発見の毎日です。
症状だけでなく、精神的ストレスにまでいい意味での影響が
あることがわかりました。
なおかつ性格がよくなり、体質が変わります。
機会があれば、ぜひチャレンジしてみてください。
私自身も鍼灸がコレほどまでに可能性があることが
わかるまで、約10年くらいかかりました。
なんせ、疑い半分です。
それから研究を繰り返す中で、治す手技とリピートしていただく手技とが
混在していることがわかりました。
残念ながら、治す手技は、嫌がられることが多いですけどね。
それまでは、整体やオステオパシー・キネシオロジーなどを
手技療法中心に行ってきました。
むしろ、鍼灸の必要性すら感じませんでした。
しかし、難しい疾患や症状に対してどうしても手技だけでは
不可能のものもあり、途方に暮れ半分諦めていました。
例えば、骨折後遺症、骨折、骨粗鬆症、交通事故後遺症などです。
鍼灸事態はその間も、ほそぼそと研究をしていましたが、
難しい疾患、この時は、交通事故による腰の骨の
骨折の後遺症でした。潰れて変形していました。
年齢も80歳と薬も10種類近く服用されていました。
半分開きなおりで針を何百回もしました。
その時はは良くなるが、全然進歩が
ありませんでした。
こういったことが1年続きました。
やはり、諦めて仕方がないよね。と思い
施術を続ける日々でした。
ちょっとお灸をやって見ようということで、
透熱灸を行ったところ非常に効果がありました。
骨折後遺症も、東洋医学的治療を行えば、
そこそこ症状は経験することがわかりました。
このお灸の効果から考えると、手技の効果は3分の1でも
引き出せるなら、大したものだと目の当たり経験しまた。
後からわかりますが、お灸も使いようです。
やり方次第で効果がでたり、出なかったりします。
今では、無くてはならないものとなりました。
終わった直後はマッサージなどに比べると満足感がまったく
違いますからね。
鍼灸の場合は損した気分さえありました。
しかし、その効果の持続性は目を見張るものがあり、
今では、本気で治すには鍼灸がやったほうがいいものと
考えています。
症状だけでなく、西洋医学的検査も改善されますからね。
チャレンジして見てください。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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