- 腰痛の原因が椎間板ヘルニアと診断され、リハビリをしているけど効果があるの?
- 腰痛が、リハビリをしたら治るかどうか知りたい。
- リハビリってやる意味あるの?
こういった疑問に答えていきます。
✓本記事の内容は
- 現代医療保険でのリハビリ(運動療法)の効果について
- 腰痛の原因は本当に腰椎椎間板ヘルニアなのか?
- 何のためにリハビリをするのか?
こんにちは。
尼崎で東洋医学南整体院をやっている南です。
腰痛で病院に行って、腰椎椎間板ヘルニアだから
痛みやしびれがあると診断され、
リハビリをするように指示された方もいらっしゃることと
思います。
実際に治療を受けていて本当にこれで良くなるのかと
思っていることと思います。
そんな疑問に答えていきたいと思います。
これを知ることであなたの腰痛を良くする知識が
身につきます。現代医療とは、こんなもんなんだ。
と思うはずです。また、この知識を生かして
腰痛を良くする方法を新たに再発見することが
できます。
あなたの目的を達成するための必要なら
このままリハビリをしましょう。
現医療保険でのリハビリ(運動療法)の効果ってどうなの?
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛の患者さんに向けて
行われいる施術で保健医療でやっている
リハビリは効果が認めれれていません。
なぜなら、現医療の評価は腰椎椎間板ヘルニア
に対する評価方法は画像診断だからです。
現医療で良くなったかどうかは、また画像診断をして
腰椎椎間板ヘルニアがなくなって腰痛が無かった時に
治ったということだからです。
いくら、リハビリをやっても腰椎椎間板ヘルニアがなくなる
方法はないからです。
その証拠を示す研究がります。
オランダのクースらの研究チーム
六週間以上続く腰痛あるいは頚部痛を訴える患者さん256名に対して
行われました。
4つのグループに分けて1年間にわたって追跡調査を行いました。
一つは、医師の標準的な治療(鎮痛剤、安静臥床、腰痛体操、姿勢に関するアドバイス)
のグループです。
2つ目は、マニピュレーション群です。整体を行うグループです。その整体は、カイロプラクティックや
オステオパシーなどです。
3つ目は、理学療法(リハビリ)を行ってグループです。
4つ目は、シャムトリートメント群です。シャムトリートメントとは、見せかけの
超音波、ジアテルミーです。
この4つに無作為に分けて経過をみてみました。
結果は、どれが一番良くて、どれが一番悪かったでしょうか?
考えて見てください。
最も悪かったのが医師の標準的治療群とシャムトリートメント群でした。
次に、ほとんど差はありませんでしたが、理学療法で、一番効果があったのが
マニピュレーション群でした。
この研究でご理解いただきたいのが、医師の標準的治療がプラシーボ効果と
同じくらいしか効果がないということです。
では、なぜ病院で治ったのか?
そんなこと言っても私は病院のリハビリで腰椎椎間板ヘルニアを克服したし、
腰痛も治ったという人もいらっしゃるかもしれません。
では、なぜ治ったのか?
腰痛の原因は心理社会的要因が大きいです。
実際、大きな器械や器具に囲まえて
リハビリをすると、
患者側としてはただ、凄い治療をしているという満足感があります。
後、安心感があります。
スタッフを好きになると通院が好きになります。
また、精神的満足があると心理的ストレスが軽減され、解消されます。
プラシーボ効果が働き治ったかのようになります。
プラシーボ効果とは?
心理現象の一つに「プラシーボ効果」というものがあります。
プラシーボ効果とは、自分の思い込みが身体に良い影響を
及ぼす効果のことをいいます。
日本では「偽薬効果」ということまあります。
プラシーボとは、効果のない薬を本物の薬として信じ込ませ
服用させることにより、本人の症状が回復傾向になったり、
治ったりすることを言います。
プラシーボという言葉は、ラテン語であるプラケーボーからきています。
「私を喜ばせる」という意味をもった言葉に由来した英語であり、
医学や薬学ではプラセボという言葉を用いることが多いです。
腰椎椎間板ヘルニアだから本当に腰痛になるのか?
腰痛の原因は本当に腰椎椎間板ヘルニアなのか、
腰椎椎間板ヘルニアだから、腰痛になるのでしょうか?
病院では、MRIやCTスキャンの画像を見せられると
本当だと信じざる終えません。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアと腰痛とは関係ないんです。
腰痛と腰椎椎間板ヘルニアとが関係ないということが
多くの研究で証明されています。
このことについては他の記事で説明しています。
今回は、リハビリについて本当に効果があるのかについてなので
リハビリについて説明します。
リハビリで腰痛が治ったのはプラシーボ効果によるものだと
考えられます。
では、何ためにリハビリをするのか?
腰椎椎間板ヘルニアの腰痛の目的は
腰痛を治すことは有りません。腰椎椎間板ヘルニアを
治すことでもありません。
リハビリも目的は、
・あくまで痛みの軽減、
・関節可動域維持、
・筋力強化
・動作や姿勢の指導
以上です。
腰痛の痛みの評価
医療を提供する側として
痛みの軽減については疑問が残ります。
なぜなら、痛みを測る検査がないからです。
痛みに対しては評価ができないんです。
そこで患者のさんの主観による評価をします。
それが、VASです。
詳しく言えば、visual analog scaleと言って
痛みを評価する方法がありますが、このやり方は、
保健医療では使われることがありません。
Visual analog scaleとは、一番痛い段階を10として
ない状態を0として、今の痛みを評価する方法です。
なぜなら、そんなことを評価している時間がないからです。
しないので、医療提供者側が結局使えるまでに
評価ができるようにならないのです。
関節可動域
この領域は得意な分野です。可動域の評価は人間にとって
大切なものであり、ある程度関節が曲げたり伸ばしたりできないと
日常生活に支障がでてきます。
ただ、難点があります。たった10~20分。可動域訓練である
ストレッチなどを行ってもその時は改善しますが、何日効果を発揮
しますでしょうか?
週に3回通院したとして、合計で週に1時間です。
たった一時間で残りの146時間何もし無かったら
良くなるはずが有りません。
なので、この関節可動域を本気で良くするために
毎日行っていただく必要があります。
なので、本気で関節の可動域を良くしたい人は、
自分で行うことが必須です。
保健医療内ではとてもこなせないんです。
筋力強化
ここでは、腰椎椎間板ヘルニアの腰痛になる人は、20~40代に
多いと考えられています。
ということは、この年代で筋力が低下しているのでしょうか?
この筋力低下は病的になものではなく、運動不足によるもが
原因であることがほとんどです。
ということは、週3回通ったとしても時間にして
一回10~20分です。合計1時間です。
たった一時間で残り一週間の運動不足を解消
できるでしょうか?
本気で運動不足筋力を強化したいなら、ジムに
通うほうが効果がはるかに高いです。
なおかつ、医療を提供をする方としては、
本当に効果を出そうとすると、かなり強度のある
筋力運動をしないといけなくなります。
ジムに行ってトレーナーに聞いてみてください。
筋力を強くするためには週にどれくらい通ったら
いいですかと。
最低週に2~3回
通ってください。そうすれば、筋力を強くすることが
できると説明を受けることになりでしょう。
準備運動、筋力強化エクササイズ、クールダウンの運動を
考えると最低1時間は考える必要があります。
短時間にハードに行うと通院しなくなるので、リハビリでは軽く楽しく
筋力運動をすることになります。
効果が見込めないんものに
なります。
ちなみに、筋力強化をする場合は、最大筋力マックスが100%だとすると
最低70%以上の筋力に負担のかかる重量で運動をする必要があります。
そんなことをやっている時間も余裕もありません。
動作や姿勢の指導
医療を提供する側としては、
体の動かし方など基本的なやり方は分かりますが、
それを体に覚えるまで行う必要があります。
そんなやり方をたった、3~4年の学校で習得するまでは
できません。
それにこの体の動かし方を学んでも給料に繁栄されないし、
使うことができるまでできません。
なぜなら、専門的になればなるほど難しくなります。
そこまで一人ひとり指導することはできるまで
体のメカニズムを知り尽くし、人に合わせて
することは困難です。
患者さんも本格的に指導されるといやに
なります。
保健医療ではそこまでの時間も余裕もありません。
このジレンマは医療を提供をする側にもあります。
もっとこういうことをすれば良いのにと思うことは
ありますが、所詮は決められた制度の中でするしか
ないのです。
なのでこの分野発展は難しく、ほとんどの人が
この姿勢や動作の指導ができるところまで
上達することができないんです。
なぜなら、知識でしっていても体得するまで
使いこなすことができないからです。
実際に医療を提供者側も患者さん側も
実践しないと上達しません。
体の使い方を指導できる人はほとんど
いないんじゃないでしょうか。
現状に医療ではリハビリ(運動療法では)
どうしようもないのです。
だから、ほとんどの人が、リハビリをする事なく、
薬や湿布などで対応することになります。
やっても意味がないし、変われへんという人が
いるのは効果出るほどにできないからです。
通院するメリットはプラシーボ効果は
期待できます。
電気治療
低周波、干渉波、赤外線など電気治療の目的は、痛みの緩和です。
患者さんにとって治療の評価は痛みがあるか
マシになるかだけで評価をしています。
痛みが無くなったからと行って治ったわけでは
ないですからね。
痛みが無くなったら治ったと勘違いする人が
多いのが現状です。
その目的に沿ったものが電気治療です。
簡単で、コストもかからず、放ったらかしにできる
医療者側からすれば、楽です。
まとめ
実際に腰椎椎間板ヘルニアでリハビリってどうなの?
について説明したきました。
結論は
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛の患者さんに向けて
行われいる施術で保健医療でやっている
リハビリは効果が認めれれていません。
プラシーボ効果はあります。
どこから考えても思うような効果がないのが医療者として
考えです。
だから、医療を提供する方は
年月がたつにつれ、やる気がなくなります。
夢の中で、生きることができるなら問題ないのですが、
治ると信じてリハビリをすることができます。、
どうしても勉強すればするほど、これは無理だと
分かるので、諦めるか、なにかエンターテイメントに
はしるかになります。
これを生かして、本当のことを知り、腰痛をよくするための
糧にしていただければと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント