こんにちは。

尼崎で東洋医学南整体院をやっている南です。
本日は糖尿病についていろいろと
書いていきたいと思います。

だんだんと日本では糖尿病になる人が
増えて来ています。

これだけ西洋医学が発達しているのにも関わらず???
疑問がいっぱいになるところです。

糖尿病になると一生治らないみたいに
扱われたりします。

糖尿病で本気で治したいと孤軍奮闘されている方の参考に
なればと思います。

 

それでは始めましょう。

 

 

まず、糖尿病とは?

栄養を送る血液の中に糖(ブドウ糖)が異常に増えすぎて、
体のいろいろのところが悪くなる病気です。

どうして、血液の中に糖が増えすぎると
体のあちこちに、悪い影響がでるのかとういと。
血液の流れが悪くなるからです。

血液の流れが悪いので血管を傷つけ、
さまざまな症状つくり出されます。

 

少し考えていただきたいんですが、
机の上に水が入ったコップがあったとします。

そのコップを倒してしまい、水をこぼし
そのままにしてもいると水が蒸発します。

水がこぼれたあとが残るあるかもしれませんが、
特に水がこぼれた跡を触って何もありません。

しかし、水ではなく、コーラが入っていたとしてら
どうでしょうか?

コーラをこぼしてそのままにしていたら、
水分が蒸発した跡に、机を触ってみると
ベトベトしますよね。

机がベトベトするのはコーラの中に
砂糖が入っていたので、ベトベトするんです。

これと同じようなことが、人間の中に
起こってしまうのが糖尿病です。

糖が血液の中にあふれて血液がベトベトするので、
血液の流れが悪くなり、血管などに
負担がかかります。

その結果、体に悪い影響を及ぼし、
いろいろの症状を引き起こします。

 

それで、初期症状に次にようなものがあります。

  • 疲れる
  • 皮膚が乾燥しやすく痒くなる
  • オシッコの回数が多い
  • 目が悪くなる
  • 性機能の問題(ED)
  • 切り傷や傷が治りにくい
  • 空腹感やのどの渇きがある

などの症状がでてきたするんです。

 

 

なぜ、血液の中に体を傷つけるほどに、
糖(ブドウ糖)がいっぱいになるのか?

インスリンが不足するからです。

人間の中にはインスリンを出す膵臓があります。
この膵臓のランゲルハンス島にβ(B)細胞があります。
インスリンはβ細胞から出されるホルモンなんです。

このインスリンは、血液の中の糖(ブドウ糖)を
細胞に取り込ませたり、脂肪やグリコーゲンにかえ、
糖をエネルギーとして使えるように体に蓄える働きがあります。

糖尿病は、糖を調節するインスリンが不足するために
血液に糖(ブドウ糖)がいっぱいになり、
その糖が体を傷つけることになります。

要するに

早い話が糖尿病を治す方法は、
インスリンが正常にでていれば、

治ります。

ちなみに、
血液の中にどれだけ糖(ブドウ糖)があるのかを
表したのものが血糖値です。

逆に、ではインスリンがでないなら、糖を取らなかったらいいでのでは?

糖(ブドウ糖は)は人間にとって必要なエネルギーです。

車がガソリンを燃やして動いているように、
人間にとって糖は車のガソリンのようなものです。

ガソリンである糖がないと人間は動くことが
できなくなるんです。
脳などは特に正常に働くには糖(ブドウ糖)が必要です。
脳はエネルギーを特によく使う場所だからです。

では、どうすれば、
糖が問題ではなく、血液中に糖でいっぱいになることが問題です。
血糖値が高い状態が続くことが問題なんです。

血糖値を下げるにはどうすれば、いいのか?
インスリンを膵臓から出すようにすれば、いいのではないかと・・・。

 

 

なぜ、インスリンが不足するのか、膵臓から出なくなるのか?

インスリンの作用とは

糖尿病とは、インスリンが少なくなって、
体の働きが悪くなる病気ですが、
そのインスリンは膵臓のβ細胞から作られます。

そのインスリンは、ただ血糖値を下げるだけでなく、
タンパク質や脂肪(脂質)が、丈夫な骨、血管、神経、各臓器を
作るため、体作りにしっかりと利用するために、必須のホルモンです。

その他インスリンには、
体内にある100種類以上の遺伝子に
働きかけて、栄養を利用するために必要な酵素を
誘導する作用があります。

細胞の分裂を促進し、古くなった細胞に
代わって新しい細胞を作るために
必要なホルモンです。

 

こんなにもいろいろの作用があるインスリンが不足する原因とは?

 

インスリンが不足する原因は、
膵臓のβ細胞の働きが悪くなるからです。

 

では、なぜ、インスリンを出す膵臓のβ細胞が働かなくなるのか?
その原因は、2つ考えられます。

 

 

1,糖の多い食事を取りすぎたために、
インスリンの必要量が増えて、β細胞を働かせすぎたため。


2,生活の乱れ、ストレス、睡眠不足や過剰労働で
β細胞が血液不足(栄養不足)になることによってです。

この2つの原因をクリアーすることによって
インスリンを正常に出すことができるようになります。

 

糖尿病の種類

糖尿病といっても、いろいろあります。

大きく分けると2つに分けるれています。

1型糖尿病と2型糖尿病です。

なぜ、分ける必要があるのか1型、2型糖尿病ともに
インスリンが問題であるというのは同じなのですが、
原因と治療法が違うので、
区別する必要があります。

 

ここまでの糖尿病は2型の糖尿病についての
書いてきています。

なぜなら、日本人の95%が2型糖尿病だからです。

ほとんどの糖尿病でお困りの方は2型糖尿病なんです。

 

 

1型糖尿病とは?

この糖尿病には、2つのタイプがります。

一つは、自己免疫性タイプです。
自己免疫反応の異常やウイルスの感染によって、インスリンを出す膵臓の
β細胞を自分自身で敵だと間違って攻撃して、インスリンがでなくなります。

2つは、特発性タイプです。このタイプは原因不明の糖尿病です。
突然になります。

1型糖尿病は、非常に少なく、この1型糖尿病になるのは
10~20代の若い人に多いです。

2型糖尿病とは

95%以上の糖尿病の方は、2型の糖尿病だと
考えられています。
ここの記事で扱っているのも
2型糖尿病について書いています。

なぜ、2型の糖尿病になるのかは大きく2つの要因に
関わっていると考えられています。

2型糖尿病になるのは、
遺伝的要因と環境的要因があります。

遺伝的要因とは、親族の中に糖尿病になっている人がいると
糖尿病になりやすい要因がすでにあるということです。

環境的要因とは、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどが
原因で生活習慣乱れ、糖尿病になることです。
生活習慣病と言われたりします。

1型が10~20代で発病することが多いのに対して、
2型は中高年で発病することが多いんです。

 

1型糖尿病は自己免疫に問題があったり、原因不明で
なったりしますので、対処療法をするしかないと
考えられています。

2型糖尿病は、遺伝的要因と環境要的要因が
原因と考えられているので、
要因を改善すること糖尿病を治すことが
できるということです。

その要因が改善できない場合は、薬物療法に
頼ることになります。

糖尿病の治療法の選択

棟梁病と診断されるとすぐに薬を処方
されます。

実は薬に頼るのは最後の手段であること
知っていますか?

最初の行われるべきことは、食事療法と運動療法です。

食事療法と運動療法が想うような効果が出ない時に、
薬の療法を行います。

ところが、現実としては、食事療法と運動療法は
ほとんど行われることはありません。

薬を処方されてそれで終わりというのが
現実です。

なので、食事療法と運動療法は口でやりましょうと
言われるだけで、なおざりにされがちです。

一番大切なものは、食事療法と運動療法です。

それを継続的にしながら、薬を飲むことを
しないと段々と悪くなるのは目に見えてます。

現実は、糖尿病になる人が減ることになしに、
増える一方なのです。

糖尿病を治すには、食習慣をみなおし、運動を
毎日行うことが重要です。

 

糖尿病かどうか見極める方法