- コレステロール値が高いので気になっている
- コレステロール値を下げるために薬を飲んでいるが・・・。
- コレステロール値を下げるための薬を飲まないといけないのか?
こういった疑問や悩みを解決するヒントを答えていきたいと思います。
☑本記事の内容は
- コレステロール値を下げるために薬をなぜ飲まないといけないのか?
- 本当の原因は、LDLコレステロールではなく血管の炎症
- 血管の炎症を予防する方法
この記事を読むことで、なぜコレステロール値を下げるために
薬を飲まないといけないのか、
なぜ、心筋梗塞やな脳卒中になるのか、
原因を知ることができます。
私は、治療業界に入って約15年になります。
その中で色々調べる中で一般的に考えれているところと
違うことがいっぱいあります。
臨床を通して、効果があったものや間違いなどを
お知らせしています。
このブログを通して、お役立ち情報を届けています。
コレステロール値を下げるために薬をなぜ飲まないといけないのか?
コレステロールが動脈硬化の原因とされたからです。
コレステロールの薬はなぜ飲まないといけないのかは、
動脈硬化の原因であるコレステロールを減らすためです。
動脈硬化の原因であるコレステロールを減らすことができれば、
動脈硬化を予防できると考えたからです。
動脈硬化はいろいろな病気を引き起こす
アメリカの死亡原因のトップは、心筋梗塞です。
アメリカにとって心筋梗塞は重大な問題です。
この心筋梗塞は、血管の動脈硬化が原因で起こると
考えれていました。
そこで、動脈硬化のある血管を調べることにしました。
その血管内にLDLコレステロールが見つかりました。
それで、LDLコレステロールが動脈硬化を引き起こす犯人だと
されました。
LDLコレステロールを減らせば、心筋梗塞や動脈硬化を減らせると
考えたのです。
このLDLコレステロールは悪玉コレステロールと名前をつけられ、
減らす方向に進んでいきます。
動脈硬化の本当の原因は
ところが、さらなる研究によって実は別に原因があることが
分かってきました。
その原因とは、血管の炎症だったんです。
つまり動脈硬化を引き起こす原因はLDLコレステロールではなく、
血管の炎症です。
では、なぜ動脈硬化のある血管にLDLコレステロールが見つかったのか?
LDLコレステロールは、血管の炎症を修復するためには集まってきていたのです。
炎症の起きた血管に細胞膜の材料をLDLコレステロールは届けていたのです。
具体的に説明していいますと、
血管が傷つき炎症が起こります。炎症が起きた血管にLDLコレステロールが
集まってきます。血管を修復しようと血管にくっつきます。
傷ついた血管に修復に必要な材料を届けるわけです。
そのまま治ればいいのですが、問題なのは血管の炎症が繰り返し起こります。
持続的に血管の炎症が起こると、繰り返し修復が行われます。
修復が行われている部分がカサブタのようになり、段々と盛り上がってきます。
この盛り上がった塊(かたまり)のことをプラークといいます。
この塊(かたまり)プラークが大きくなると心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まるというわけです。
この塊(かたまり)プラークそのものが血液の流れを塞いだり、塊(かたまり)プラークが
そのものが破裂して血液が凝固したり、内容物が流れて細い血管で詰まったします。
血管が詰まったために心筋梗塞や脳卒中になったりするということです。
※ある研究では、塊(かたまり)プラークと動脈硬化の因果関係、動脈硬化と心筋梗塞の
因果関係をも疑問視しています。心筋梗塞の真の原因は、血液の凝固と考えられるように
なったりしています。
では、本当の原因である血管の炎症はなぜ起こるのか?
原因は、喫煙、トランス脂肪酸、極度の肥満(BMI38kg/㎡以上)、ストレス、
老化などと考えられています。
これらが原因で血管に炎症が生じます。
血管の炎症を治そうとしてLDLコレステロールが集まり、炎症が繰り返し起こることで
プラーク(塊)ができます。
LDLコレステロールは血管の炎症を治そうとしているのであり、血管の炎症がなければ、
プラーク(塊)はできることはありません。
つまり、心筋梗塞や脳卒中の真の原因は血管の炎症です。
なので、LDLコレステロールを下げることに意味があるのかどうかを
考える必要があります。
たしかに、コレステロールを下げることで、心筋梗塞や脳出血が
減少したという報告もありますが、総死亡率は増えています。
LDLコレステロールを下げるよりも血管の炎症を防ぐことがのほうが
大切です。
※コルステロールを下げたほうが総死亡率が上がるということについて
詳しく知りたい方は下の記事をクリックしてください。
血管の炎症を予防する方法
炎症は、体が酸性化にある時に起こりやすいです。
日頃から体をアルカリ性にすることが大切になります。
運動のし過ぎにも注意する必要があります。
運動をし過ぎると炎症が起こります。
例えば、筋肉痛など、疲労すると乳酸がたまります。
乳酸は酸であり、体を酸性化にします。
食べ物で、甘いものや砂糖が入っているものは
注意が必要です。
どちらかというと、果物や野菜がお勧めになります。
西洋医学的には血管の予防をする方法は今の所ありません。
なぜなら、お金にならないからです。
代替療法がとってもお薦めです。
西洋医学の素晴らしいところはどこでも一定の質の
治療やサービスを受けられるのがいいです。
代替療法は素晴らしいのですが、当たり外れが大きく
質の差が激しいの現状です。
ご興味ある方は、ご自身で勉強してみるましょう。
そんな時間かけたくない、早く知りたいという方は
当院にまでご相談ください。
まとめ
この記事では、
- コレステロール値を下げるために薬をなぜ飲まないといけないのか?
- 本当の原因は、LDLコレステロールではなく血管の炎症
- 血管の炎症を予防する方法
について説明してきました。
動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中を予防するには、
LDLコレステロールをさげることではなく、血管の炎症を予防するこが
大切であることをお分かりいただけたのではないでしょうか。
本質を捉えることで、コレステロールの薬の副作用で
苦しまなくてすみます。お金がかかって食べ物にも制限が
かかって苦しむというのは、損ですからね。
少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
疑問をもって調べて身を守りましょう。
参考文献
「100歳まで長生きできるコレステロール革命 」大節陽一著
永岡出版
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