- 足首の捻挫をしたけどうしたらいい。
- 足首の捻挫をしてなかなか良くならない。
- 足首の捻挫をしてから膝から下の調子がわるい。
- 捻挫をして方の足が疲れやすかったりむくみやすい。
こんな悩みに答えていきたいと思います。
✓本記事の内容は
- 足首の捻挫について
- 急性期の対処方法
- 自己整体
- 東洋医学的処置
私は、約15年間治療業家に
携わっています。その中で効果があったもの
お役立ち情報を提供しています。
この記事を読むことで、
足首の捻挫について知ることができる。
自分でできる自己整体を知ることがきる。
捻挫グセを治すことができる。
昔痛めたままで冬になったら痛む
捻挫も治すことができる。
足の捻挫にいて
サッカーやバスケットなど激しいスポーツなどをおこなっている
足首の捻挫は起こりやすいケガの一つです。
足くびをギクッとひねった瞬間に激痛が走ります。
一瞬焦りますよね 。
今回はそんな足首の捻挫について記事を書いていきます。
捻挫とは、足首を安定させている靭帯・関節包を損傷する
ケガのことを言います。
足首には小さな骨がたくさんあり多くの靭帯で
固定されています。
内反捻挫と外反捻挫
足首の捻挫は大きくは外反捻挫と内反捻挫とに分けることができます。
なぜ、内反捻挫と外反捻挫と分ける必要があるのかいうと
処方や考え方が違うからです。
そもあそも捻挫とは?
靭帯の損傷したことを捻挫といいます。
靭帯の損傷の程度は三段階に分類されます。
なぜ、この3段階に分類する必要が
あるのかというと治療法や施術方法が
変わるからです。
靭帯損傷度 | 復帰までの目安 | |
Ⅰ度 | 靭帯繊維の微損傷 | 約2週間 |
Ⅱ度 | 靭帯の小断裂 | 約4週間 |
Ⅲ度 | 靭帯の完全断裂 | 約8週間 |
です。
この記事での対象者はⅠ・Ⅱ度の方が対象になります。
ここで説明するのは靭帯が完全に断裂している人は
手術が必要な場合があります。詳しくは病院で相談してください。
外反捻挫とは
足首を外側に捻った時になる捻挫です。
足首の内くるぶしを伸ばしすぎたためになります。
三角靭帯損傷
足首の内側には三角靭帯があります。
三角靭帯は後脛距靭帯・脛踵靭帯・脛舟靭帯・前脛舟靭帯で
できています。
この三角靭帯を損傷する捻挫が
外反捻挫です。
内反捻挫
足首を内側に捻った時に靭帯を損傷した捻挫です。
足首の捻挫と言えば内反捻挫がほとんどです。
全体の70~80%くらいが内反捻挫です。
足関節外側靭帯損傷
外側靭帯は、後距腓靭帯・踵腓靭帯・前距腓靭帯
でできています。足関節外側靭帯が損傷した
捻挫が内反捻挫といいます。
遠位前脛腓靭帯損傷
距骨が脛骨と腓骨
の間に入り込んで負担になり、遠位脛腓靭帯損傷が
損傷する捻挫です。
捻挫は靭帯損傷です。靭帯は伸ばされることで
損傷します。
なので、靭帯が治るまで靭帯に負担をかけすぎないように
することが大切です。
負担をかけないようにするには、靭帯を伸ばしすぎないように
することが重要になります。
症状としては
痛めた靭帯が伸ばされた時に痛みを出します。
痛みを出して、その靭帯を守ろうとしているからです。
靭帯に負担をかける動作をする時に痛みがでます。
ここでは、足首に負担がかかる動作をする時に
痛みや関節可動域の制限がでてきます。
歩いたり、走ったり、する時に痛みが
伴います。
捻挫の原因は
損傷や断裂するほどに靭帯が伸ばされる力が
加わったためです。
西洋医学敵診断方法
レントゲン写真です。まずはじめに急性であれば
骨折があるかないかを調べることが大切です。
骨折であれば、固定(ギブス)などをする
必要があります
骨折だと骨、筋肉や靭帯も
痛めていることがあります。
それから詳しく靭帯を調べたい方は
MRIで画像検査をしたりします。
捻挫に以下に対処スべきか
骨折ではなく捻挫だと分かったなら、次に
どうすべきかと言えば、
急性期か慢性期かを分別する
急性期と慢性期の対処法が違うからです。
捻挫の急性期の対処法
RICEが有名です。
急性はRICE処置を行います。
Rest:安静です。捻挫した部位を動かすとよけいに悪化するので安静にします。
Icing:アイシングです。氷や冷水などで受傷部位を冷やします。時間は15~20分
Compression:圧迫です。受傷したところを軽く圧迫します。内部の血管などが切れているために
そこが出血などをしていると腫れた来ます。それを防ぐためです。
Elevation:心臓より高く受傷したところを上にあげます。心臓より高く上げることで血流の流れを
悪くします。筋肉・血管神経・その他の組織が炎症によって傷つかないようにです。
捻挫の受傷直後は、炎症が起こります。RICEによって無駄な炎症を防ぐためです。
例えば、捻挫しますと、中の血管も切れます。そこから出血しだんだんと広がっていきます。
それを治そうとし血流のが流れて一瞬活動的になります。
その理由は、もし仮に、傷をしたとして、その傷からバイ菌が入らないようにするために
血流の流れを一瞬良くしてバイ菌を外に出そうとします。そして、傷の周りに血液がついて
傷口をコーティングし守ろうとします。
捻挫の場合は、傷がなく、体の中で傷ができている状態です。
血管が破れるとそこを保護するために血流が良くなってきます。
無駄な血液の漏れは捻挫回復の邪魔になるのでRICEを行い炎症が
これ以上広がならないようにします。
RICEの目的無駄な炎症を防ぐためです。
治すためではありません。これ以上ひどくならないための
対処法です。
炎症がこれ以上ひどくならないのであれば、RICEはやめましょう。
たまに、冷やし続けている人がいますが、冷やし続けると
こんどは、血流の流れて悪くなって治りが悪くなりますからね。
炎症がおさまったら今度は血流を良くする対処法を行いrます。
そうすることで、早く捻挫を治すことができます。
良くする方法と悪くなたないための方法はちがいますからね。
RICEは悪くならないための処置ですから、
ご理解のほどよろしくおねがいします。
西洋医学処置のヒント
RICEは悪くならないための処置です。
炎症が治まればRICEはしないことです。
冷やす時間は15~20分です。
それ以上冷やすと、身体が危険を感じて
逆に温めようとします。
約20分ほどのアイシングは血管を収縮させ
血流の流れを押さえてくれて炎症が
おさまります。
しかし、限度をしらず、ずっと冷やしておくと
身体は危険を感じて身体を温めようとします。
その2次的反射が活動し始めす。。
人間の体にホメオスタシスつまり恒常性というものがあります。
体温は常に36度に維持しようとします。
暑すぎれば、汗を出して熱を下げようとします。
寒すぎれば、身体を震わせて体温をあげようとします。
常に一定の状態にすることを恒常性といいます。
アイシングも炎症がおさまれば、やめましょう。
そうしないと治るのが遅くなりますからね。
たまに、冷やし動いて冷やし動かしてを
繰り返す人がいますが、目的をしっかりしましょう。
アイシングは悪くならないために行います。
動かすのは良くするために行います。
アイシングで炎症を抑えることができれば、
次に足をもちろん動かします。
それは、血流を良くして損傷部位を
早く治すためです。
炎症が起きない程度の動かします。
動かして炎症が出た時にアイシングします。
炎症がでなければ、アイシングは必要ありません。
また、痛みで拍動痛がするのど。あれば冷やしたりします。
炎症がまだおさまっていない証拠です。
炎症が治まれば、痛みも和らいでいます。
東洋医学的処置
おまたせしました。
当院は東洋医学的処置の仕方を
述べていきます。
西洋医学的処置や他の本やサイトにありますからね。
まずは、東洋医学的診断を行います。
まず捻挫を考えていきましょう。
基本は陰陽で考えていきます。
活動は陽で 安静は陰です。
熱は陽で、 寒は陰です。
餅は温めると膨らみます。
冷やすとしぼみます。
捻挫は腫れるので陽です。
血液が溜まってきます。
傷口が赤くなります。
だから陽です。
上は陽で下は陰です。
その他虚実などがありますが、
ここまでは普通の人は難しいので
省略させてください。
捻挫を見ていましょう。
足首を動かすと痛みがでます。
安静にしていると痛みが和らぎます。
活動しすぎたために受傷したと考えられます。
処置は陰の安静にします。
腫れがあります。腫れは
血液の流れが良くなりすために
腫れています。
陽気のやつ陰気なやつという言葉を
知っていますか。
腫れば陽気になっているので陰気
にする必要があります。
受傷部位は陽気を超えて怒っています。
その怒りを発散させて上げる必要があります。
そこで井穴刺絡を行います。
指先がら出血させます。
そうすると、受傷部位が
血液がも漏れ出ます。
腫れが引きます。
次に圧痛部位に知熱灸をします。
昔は、アイシングなどがなく、
戦場では、そんな水や氷がなかったので、
お灸を使ったのでしょう。
知熱灸でやけどしない程度の
お灸を一回します。
そうすると、受傷部位のみから、
熱を放熱することができます。
放熱させることで、熱をとります。
人間で言えば、汗です。汗を蒸発させて
人間は熱をとっています。
この汗をかいて熱を取る方法が知熱灸です。
さらに、水で冷やします。
熱はようなので、水は陰です。
受傷部位が陽になすぎているので水で
冷やしてバランスをとります。
上は陽で下は陰です。
心臓は陽です。
最も血流が良いので陽です。
その証拠に心臓にガンはありません。
心臓に近くになればなるほど
血流がよくなります。
受傷部位が腫れるのは血流が良いからです。
そうなれば、心臓から離して、心臓より
高くあげます。
東洋医学では、陰陽転化といいます。
陽が極まれば、必ず陰になります。
心臓から離しつつ、高くあげていきます。
高くあげて心臓の高そと同じ時に
最も血流が良くなります。
それから心臓より高く上げるほどの逆に
血流の流れを抑えることができます。
要するに
悪化=活動、温める、膨らむ、上 陽
改善=安静、冷やす、しぼむ、下 陰
八綱弁証でみてみましょう
陽 | 表(筋肉) | 熱 | 実(強い) |
陰 | 裏(内蔵) | 寒 | 虚(弱い) |
症状で見てみましょう。
捻挫は、熱いか冷たいかといえば、熱ですね。
実か虚かといえば、 腫れていいるので実
裏は内蔵 表は腰痛と肩こりとかです。
捻挫は内臓ではないので。 表
全体の印象で陰か陽かです。
陰は慢性病、陽は急性病と
考えてみると。陽になります。
陽・実・熱・表=表実熱陽証になります。
これと反対のことをすれば、捻挫は早く良くなります。
損傷部位を陰に裏を実にします。内臓の働きを
良くします。細胞の新陳代謝をあげます。
損傷部位を冷やして、陽から陰に熱から寒にします。
内蔵(裏)強くして実にして、表を弱く虚にします。=食っちゃ寝をしろ!
です。
足関節捻挫の良くなる期間の流れ
どの様な期間をえて良くなるのか。
- 急性期 1~3日
- 亜急性期 4~1週間
- 訓練期 1~3週間
- 復帰期 3週間
急性期
RICEの処方で様子をここで勝負が半分決まります。
捻挫であれば3日以内に痛みが半分くらいに軽減ます。
3日経って痛みがひかない場合は、骨折している可能性があります。
この3日で痛みが和らいだれ順調です。
ここでの第一目的は悪くならなようようにすること。
次に余裕があれば、軽く動かして患部の血流の流れを
促し、早く治るようにします。
悪くなっているようならRICE処置をする。
亜急性期
急性と亜急性の見分け方、最低限の日常生活をしても悪くならない状態です。
しかし、普通の日常生活をすると悪化する状態のことです。
この時期には、軽いマッサージや、セルフ整体を行っていきます。
軽い足首の動きを良くするための運動を行います。
足関節の矯正法ができるなら行いましょう。
微妙なアライメントを調整することで、治りが早く
後遺症が少なくてしみます。
この時点では、お風呂など入ったりして中に停滞して皮下出血の
吸収を促してあげましょう。
足首の運動を気持ちいくらいに動かしましょう。
軽い運動をこまめに行いましょう。1時間に一回5分くらいとかです。
訓練期
スポーツをするなどを行うと悪化する状態です。
普通の日常生活にはできるギリギリできる状態です。
1週間~2,3習慣です。
日々痛みが軽減していきます。痛みが次の日に悪化しない程度に
運動を行います。
効果としては悪化するかどうかギリギリのところで行うのが
いいです。
効果があればあるほど危険もあります。
マッサージ、ダイナミックストレッチ、セルフ整体、全身の調整をすれば
いいです。
※固定ですが、できればしない方がいいです。
固定とはテーピングや、キネシオロジーテープなどです。
どうしても動かなければならない時に行いましょう。
テーピングは、治すために行うのではありません。
悪化しないためにします。
たまに、テーピングをしたら早く治ると思っている人が
いますが、テーピングをすると治りは悪いです。
ただ、人間は毎日動か無い訳にはいきません。
動くことで、悪化する場合は、テーピングをします。
悪化しない程度の動きに対しては固定はいりません。
テーピングの仕方はたくさん他のサイトにありますので、
参考にしてください。
「足首のテーピングの仕方・捻挫」などで調べて下さい。
復帰期
3週間以上です。
日常生活は何の問題もありませんが、スポーツなどをすると、
痛みや違和感がある状態です。
負担の少ない運動例えば、ダイナミックストレッチ、セルフ整体、マッサージなどは
毎日行いましょう。
この期間から強度を強くしていきます。筋力運動など足首の周りのある筋肉も
強化していきます。
筋力強化運動をしたら、次の日は休みなどを入れて緩急をつけましょう。
できれば、新しい体の使い方学びます。
当院では操体法を行っています。フェルナンデスクライシス、古武道、
アレキサンダーテクニックなど。
まとめ
足首の捻挫について説明していきました。
ここでは急性期の説明をしました。
捻挫は負担がかかって、靭帯や関節包が損傷してなります。
急性期の対処法について説明しました。
ちょっと長くなりすぎました。
次は慢性期以降のことについて書きますのでよろしくおねがいします。
急性期は基本は安静です。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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